〈Q&A〉
印紙税の取扱いをめぐる事例解説
【第39回】
「継続的取引の基本となる契約書④(契約期間が3ヶ月を超えるもの)」
税理士・行政書士・AFP
山端 美德
【問】
当社は警備会社です。第7号文書(継続的取引の基本となる契約書)に該当する要件は「契約期間の記載のあるもののうち、契約期間が3ヶ月以内で、かつ、更新に関する定めのないものは除く」とされていますが、警備に関する基本契約を結ぶにあたり、次の【事例1】から【事例3】のように契約期間を記載した場合、第7号文書に該当しますか。
【事例1】
平成28年10月18日
警備業務基本契約書
A建築株式会社と〇〇警備株式会社は、警備業務に関して基本事項を定めるため、次のとおり基本契約を締結する。
第1条(本契約の目的)
A建築の建築現場の警備業務
第2条(請負金額)
警備料金は月1,100,000円(税抜き)
(中 略)
第10条(契約期間)
契約期間は〇月〇日付けのA建築株式会社からの工事計画書のとおりとする。
(以下省略)
【事例2】
【事例1】の警備業務基本契約書の第10条(契約期間)を下記のように記載
第10条(契約期間)
契約有効期間は、平成28年10月1日から1年間とする。
【事例3】
【事例1】の警備業務基本契約書の第10条(契約期間)を下記のように記載
第10条(契約期間)
契約期間は、平成28年10月1日から平成28年12月31日までとする。ただし、双方いずれも異議がない場合には、さらに3ヶ月延長するものとする。
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