〈Q&A〉
印紙税の取扱いをめぐる事例解説
【第57回】
「借地権譲渡契約書」
税理士・行政書士・AFP
山端 美德
【問】
借地権を譲渡することについての契約書を作成しましたが、課税文書に該当しますか。
借地権譲渡契約書
〇年〇月〇日
〇〇〇〇(以下「甲」という。)と土地の所有者〇〇〇〇(以下「乙」という。)及び土地の借地権者〇〇〇〇(以下「丙」という。)との間で借地権譲渡契約を締結する。
第1条 丙は、下記の対象となる土地に有する借地権を甲に譲渡し、甲はこれを譲り受ける。
土地:〇〇県〇〇市〇〇町〇〇丁目〇番地〇号
第2条 甲は、譲り受ける借地権の代金として金6,000,000円を丙に支払う。
代金の支払いは契約締結後手付金として1,500,000円を、残金は土地の引渡しが乙から甲へなされた後にそれぞれ丙の請求により支払うものとする。
第3条 乙は、第2条に定める事項について、これを無条件で承認する。
( 中 略 )
本契約書を証するため、本証書3通を作成し、署名押印のうえ、各自1通を所持するものとする。
甲: 〇〇〇〇 (印)
乙: 〇〇〇〇 (印)
丙: 〇〇〇〇 (印)
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