〈Q&A〉
印紙税の取扱いをめぐる事例解説
【第85回】
「コロナ禍における契約形態の変化に伴う印紙税の取扱い」
税理士・行政書士・AFP
山端 美德
【問】
(契約書の作成方法)
【事例1】 作成した契約書等を郵送により送付する方法
(1)
契約形態:請負契約書(双務契約)〔媒体:紙〕
契約の流れ:契約書に双方署名押印し、郵送にて取り交す。
保管方法:お互いに署名押印された文書を保管。
(2)
契約形態:請負に係る注文請書〔媒体:紙〕
契約の流れ:注文請書に署名押印し、郵送にて送付する。
保管方法:現物は先方にて保管。
【事例2】 作成した契約書等をメールに添付し送信する方法
契約形態:請負に係る注文請書〔媒体:PDF等の電子データ〕
契約の流れ:注文請書に署名押印し、PDF等としてメール添付にて送信する。
保管方法:メール受信者はメールに添付された文書をプリントアウトして保管する。現物は当方にて保管。
【事例3】 作成した契約書等をFAXにて送信する方法
契約形態:請負に係る注文請書〔媒体:ファクシミリによるデータ〕
契約の流れ:注文請書に署名押印し、FAXにて送信。
保管方法:FAX受信者がFAXにて送られた文書を保管。現物は当方にて保管。
【事例4】 電子契約による方法
契約形態:請負契約書〔媒体:PDF等の電子データ〕
契約の流れ:電子署名・タイムスタンプ
保管方法:サーバーでの保管・管理
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。