《速報解説》
「中小企業の会計に関する指針」、平成26年改正に係る公開草案が公表
~資産の陳腐化等の場合は未経過使用可能期間にわたる償却も~
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
平成27年1月14日、「中小企業の会計に関する指針」の改正に関する公開草案が公表された(日本税理士会連合会、日本公認会計士協会、日本商工会議所及び企業会計基準委員会から公表)。
これは、「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号)などの企業会計基準の改正等に対応するものである。
意見募集期間は、平成27年2月13日までである。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
Ⅱ 主な改正内容
1 固定資産の減価償却
従来、減価償却計算に適用した耐用年数又は残存価額の修正を行う場合、過年度における減価償却累計額を修正し、その修正額を特別損失に計上するとしていた。
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