〈一角塾〉
図解で読み解く国際租税判例

【第86回】
「オウブンシャホールディング事件
(地判平13.11.9、高判平16.1.28、最判平18.1.24)(その2)」
~法人税法22条2項の「取引」の解釈~
税理士 中野 洋
5 争点
本件訴訟の争点は以下のとおりである。本稿では争点1のみを検討する。
争点1:本件有利発行増資による「持分の移転」ないし「資産価値の移転」が、法22条2項の「取引」に該当するか。
争点2:A社株式の株価算定方法。
争点3:法132条の適用の有無。
争点4:Yの主位的主張の変更が、民事訴訟法157条の時機に後れた攻撃防御方法の却下等に当たるか。
争点5:本件更正処分の理由附記の不備及び更正理由の差替えは認められるか。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
すでに会員登録をされている方は、下記ボタンからログインのうえ、ご覧ください。
Profession Journalのすべての記事をご覧いただくには、「プレミアム会員(有料)」へのご登録が必要となります。
なお、『速報解説』については「一般会員(無料)」へのご登録でも、ご覧いただけます。
※他にもWebセミナー受け放題のスーパープレミアム会員などがございます。
会員登録がお済みでない方は、下記会員登録のボタンより、ご登録のお手続きをお願いいたします。
