「税理士損害賠償請求」
頻出事例に見る
原因・予防策のポイント
【事例7(贈与税)】
税理士 齋藤 和助
《事例の概要》
平成24年分の贈与税につき、65歳未満の実母からの現金の贈与につき、特定贈与者の年齢制限がない「住宅取得等資金の贈与に係る相続時精算課税の特例」を適用して申告したが、申告期限までに住宅用家屋の新築工事が完了(少なくとも屋根を有する状態)していなかったことから、特例が受けられなくなってしまった。
これにより、暦年課税での申告となり、暦年課税による贈与税額720万円につき賠償請求を受けた。
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