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-No.27-
「欧州諸国で実感した
『消費税 軽減税率』をめぐる課題」
中央大学法科大学院教授
東京財団上席研究員
森信 茂樹
昨年4月、英国・フランス・ドイツの3ヶ国を巡り、消費税軽減税率の実施状況を見聞するとともに、税制当局や事業者、経理担当者などと面談する機会を持った。
今回は、その際見聞きした出来事を書いてみたい。
まず英国であるが、日本でも広く知られているのは、マクドナルドのハンバーガーの「テイクアウト」と「イートイン」の話だ。
テイクアウトすると食料品扱いでゼロ税率、イートインすると標準税率(20%)。
皆が『テイクアウト』と言って買って、その場で食べている。
という話は、多くの日本人が知っている。
しかし、この話はもう古い。
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