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-No.74-
「内閣府の「超楽観推計」で進まぬ財政再建議論」
東京財団政策研究所研究主幹
中央大学法科大学院特任教授
森信 茂樹
わが国の財政規律を支えるのは、「プライマリーバランス(基礎的財政収支)2025年度黒字化」という財政目標である。内閣府は1月30日公表した「中長期の経済財政に関する試算」の中で、成長実現ケースとベースラインケースの2つについて、中長期的なマクロ経済の姿を示しつつ、プライマリーバランス黒字化に関する進捗状況を示した。
その内容を見ると、プライマリーバランス黒字化の時期が、前回試算の2027年度から1年早まることが示されている。一方、目標年次である2025年度に黒字化するには、未だ1.1兆円が不足するということも明らかにされている。
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