monthly TAX views
-No.124-
「『安倍晋三 回顧録』に歴史的な価値があるか」
東京財団政策研究所研究主幹
森信 茂樹
安倍晋三元総理が読売新聞社の橋本五郎氏と尾山宏氏のインタビューに応じた『安倍晋三 回顧録』が中央公論新社から今年2月に発刊された。インタビューは2020年10月から2021年10月まで計18回、36時間にわたり行われたもので、ベストセラー本になっている。
安倍氏が内政・外交を赤裸々に語っており、当時のオバマ大統領、トランプ大統領、プーチン大統領、習近平国家主席などへの個人的な評価や秘話も描かれており、大変興味深い内容である。
筆者がとりわけ興味を持ったのは、2度の消費増税延期を巡っての財務省との駆け引きの部分で、特に印象に残るのは以下の2ヶ所である。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。