公開日: 2017/10/05 (掲載号:No.238)
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monthly TAX views -No.57-「選挙後に始まるか、公的年金等控除をめぐる議論」

筆者: 森信 茂樹

monthly TAX views

-No.57-

「選挙後に始まるか、公的年金等控除をめぐる議論」

 

中央大学法科大学院教授
東京財団上席研究員
森信 茂樹

 

安倍総理は突然の解散総選挙に踏み切った。今後の税制改正議論がどうなるかは選挙が終わってから判断するしかないが、このまま自公連立政権が続くということを前提として考えてみたい。

*  *  *

今回の安倍総理の発言に伴い、消費税増税分から財政再建にまわされる部分が2兆円前後減ることになる。そこで、それを埋める新たな財源探しが課題となると思われる。それは消費税が引き上げられる2019年度予算の話ではあるが、議論は年末にかけて始まる可能性がある。

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「選挙後に始まるか、公的年金等控除をめぐる議論」

 

中央大学法科大学院教授
東京財団上席研究員
森信 茂樹

 

安倍総理は突然の解散総選挙に踏み切った。今後の税制改正議論がどうなるかは選挙が終わってから判断するしかないが、このまま自公連立政権が続くということを前提として考えてみたい。

*  *  *

今回の安倍総理の発言に伴い、消費税増税分から財政再建にまわされる部分が2兆円前後減ることになる。そこで、それを埋める新たな財源探しが課題となると思われる。それは消費税が引き上げられる2019年度予算の話ではあるが、議論は年末にかけて始まる可能性がある。

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連載目次

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筆者紹介

森信 茂樹

(もりのぶ・しげき)

東京財団政策研究所 研究主幹 「税・社会保障改革ユニット」ユニットリーダー
ジャパン・タックス・インスティチュート 所長
法学博士

1973年京都大学法学部卒業後大蔵省入省、主税局総務課長、大阪大学法学研究科教授、東京税関長、財務総合政策研究所長を最後に2006年退官。2004年プリンストン大学で教鞭をとる。コロンビアロースクール客員研究員。2020年3月まで中央大学法科大学院 特任教授。

【著書】
・『デジタル経済と税-AI時代の富をめぐる攻防』(日本経済新聞出版社)
・『税で日本はよみがえる―成長力を高める改革』(日本経済新聞出版社)
・『消費税、常識のウソ』(朝日新聞出版)
・『日本の税制 ─ 何が問題か』(岩波書店)
・『給付つき税額控除 ─ 日本型児童税額控除の提言』(中央経済社)

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