monthly TAX views
-No.77-
「税の取れない『AI時代』」
東京財団政策研究所研究主幹
中央大学法科大学院特任教授
森信 茂樹
デジタルエコノミーの発達や、多様なプラットフォーマーの出現は、税金の将来に予想しがたい事態をもたらす可能性がある。以下では、筆者がそう考える根拠をいくつか挙げてみたい。
* * *
まずは、世界的な賃金の停滞と二極化である。
これまでの3次にわたる産業革命時には、当初は雇用や賃金への悪影響が強調されたが、生産性の向上・経済発展により、結局、皆の生活は豊かになった。しかし、今回の第4次産業革命だけは様相が異なるようだ。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
すでに会員登録をされている方は、下記ボタンからログインのうえ、ご覧ください。
Profession Journalのすべての記事をご覧いただくには、「プレミアム会員(有料)」へのご登録が必要となります。
なお、『速報解説』については「一般会員(無料)」へのご登録でも、ご覧いただけます。
※他にもWebセミナー受け放題のスーパープレミアム会員などがございます。
会員登録がお済みでない方は、下記会員登録のボタンより、ご登録のお手続きをお願いいたします。