〈小説〉
『所得課税第三部門にて。』
【第16話】
「非居住者からの不動産売買」
公認会計士・税理士 八ッ尾 順一
「しかし、これは・・・なかなか難しい問題だな・・・」
浅田調査官は、腕を組んで、頸を傾げている。
「・・・何をひとりでつぶやいているんだ?」
昼食から戻った中尾統括官は、爪楊枝を加えながら、浅田調査官に尋ねる。
「はあ・・・非居住者から不動産を購入したときに、買主は売主に対して、源泉徴収をしなければならないという規定なんですけど・・・」
浅田調査官は中尾統括官を見る。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。