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〈小説〉『所得課税第三部門にて。』 【第9話】「年金受給権と一時所得」

筆者:八ッ尾 順一

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〈小説〉

所得課税第三部門にて。』

【第9話】

「年金受給権と一時所得」

公認会計士・税理士 八ッ尾 順一

 

「・・・死亡した人の公的年金で、その人の死亡後に支給期の到来するものは、当然、その死亡した人の所得だと思っていたのですけど・・・」
浅田調査官は、中尾統括官に尋ねる。

所得税の調査報告書を読んでいた中尾統括官は、顔を上げる。
「・・・公的年金?」


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