〈小説〉
『所得課税第三部門にて。』
【第2話】
「ビットコインと雑所得」
公認会計士・税理士 八ッ尾 順一
「統括官、ビットコインって、知っていますか?」
昼休みに、浅田調査官は中尾統括官の席にやって来て尋ねる。
「・・・ビットコイン?・・・ああ、仮想通貨のかい?」
食後、いつものように口に爪楊枝をくわえている中尾統括官は、浅田調査官の顔を見る。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
通常、Profession Journalの記事閲覧はプレミアム会員専用のサービスですので、プレミアム会員でのご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。