〈小説〉
『資産課税第三部門にて。』
【第22話】
「相互持合の株式の評価」
公認会計士・税理士 八ッ尾 順一
「田中統括官・・・会社が株式を互いに持ち合っている場合の株式の評価って・・・どうするんでしたっけ?」
谷垣調査官は頭を掻きながら尋ねる。
「会社がそれぞれ、株式を持っているケース・・・???」
田中統括官は谷垣調査官を見た。
「・・・具体的には、どんな持合の会社の株式なんだ?」
「ええ、このような関係なんですけど・・・」
そう言いながら、谷垣調査官は2社の貸借対照表と株式評価の資料を分厚いファイルから取り出して、田中統括官に見せる。
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