公開日: 2023/03/16 (掲載号:No.511)
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相続税の実務問答 【第81回】「贈与税の申告書に記載した贈与年月日と相続税の課税価格への加算」

筆者: 梶野 研二

相続税実務問答

【第81回】

「贈与税の申告書に記載した贈与年月日と相続税の課税価格への加算」

 

税理士 梶野 研二

 

[問]

父が、令和4年12月10日に亡くなりましたので、相続税の申告の準備をしていますが、令和元年に父から受けた贈与財産の価額を相続税の課税価格に加算すべきかどうか、迷っています。

私は、令和元年10月に、父から現金200万円の贈与を受けました。そこで、令和元年分の贈与税の申告をするために所轄の税務署に行き、職員の指導を受けながら、贈与税の申告書を作成しました。その際、申告書には、贈与を受けた年月日(贈与税の申告書様式では「財産を取得した年月日」となっています)を記載しなければならないと言われましたが、その場では正確な日付が分からなかったので、12月31日と記載してしまいました。

相続税の申告書を作成するに当たり、私の預金通帳を確認したところ、令和元年10月5日に、私の銀行口座に200万円の入金があり、余白に「父から贈与」と鉛筆書きのメモがありました。また、同日、父の銀行口座から200万円が出金されていることも確認できました。

被相続人の相続開始前3年以内に、被相続人から贈与を受けた財産の価額は、相続税の課税価格に加算して相続税額を計算する必要がありますが、私が父から贈与を受けた200万円は、相続税の課税価格に加算しなければならないのでしょうか。

なお、私は、父からの贈与について相続時精算課税の選択はしていません。

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相続税実務問答

【第81回】

「贈与税の申告書に記載した贈与年月日と相続税の課税価格への加算」

 

税理士 梶野 研二

 

[問]

父が、令和4年12月10日に亡くなりましたので、相続税の申告の準備をしていますが、令和元年に父から受けた贈与財産の価額を相続税の課税価格に加算すべきかどうか、迷っています。

私は、令和元年10月に、父から現金200万円の贈与を受けました。そこで、令和元年分の贈与税の申告をするために所轄の税務署に行き、職員の指導を受けながら、贈与税の申告書を作成しました。その際、申告書には、贈与を受けた年月日(贈与税の申告書様式では「財産を取得した年月日」となっています)を記載しなければならないと言われましたが、その場では正確な日付が分からなかったので、12月31日と記載してしまいました。

相続税の申告書を作成するに当たり、私の預金通帳を確認したところ、令和元年10月5日に、私の銀行口座に200万円の入金があり、余白に「父から贈与」と鉛筆書きのメモがありました。また、同日、父の銀行口座から200万円が出金されていることも確認できました。

被相続人の相続開始前3年以内に、被相続人から贈与を受けた財産の価額は、相続税の課税価格に加算して相続税額を計算する必要がありますが、私が父から贈与を受けた200万円は、相続税の課税価格に加算しなければならないのでしょうか。

なお、私は、父からの贈与について相続時精算課税の選択はしていません。

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連載目次

相続税の実務問答

第1回~第80回

第81回~

筆者紹介

梶野 研二

(かじの・けんじ)

税理士

国税庁課税部資産評価企画官付企画専門官、同資産課税課課長補佐、東京地方裁判所裁判所調査官、国税不服審判所本部国税審判官、東京国税局課税第一部資産評価官、玉川税務署長、国税庁課税部財産評価手法研究官を経て、平成25年6月税理士登録。
現在、相続税を中心に税理士業務を行っている。

【主な著書】
・『プロフェッショナル 相続税・贈与税・財産評価の実務』(清文社)
・『ケース別 相続土地の評価減』(新日本法規)
・『判例・裁決例にみる 非公開株式評価の実務』(共著 新日本法規出版)
・『株式・公社債評価の実務(平成23年版)』(編著 大蔵財務協会)
・『土地評価の実務(平成22年版)』(編著 大蔵財務協会)
・『贈与税の申告の実務-相続時精算課税を中心として』(編著 大蔵財務協会)
・『農地の相続税・贈与税』(編著 大蔵財務協会)
・『新版 公益法人の税務』(共著 財団法人公益法人協会)

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