〈小説〉
『所得課税第三部門にて。』
【第12話】
「土地・建物の一括譲渡の価額区分」
公認会計士・税理士 八ッ尾 順一
「中尾統括官、これって・・・どのように区分すれば合理的といえるのでしょうか・・・」
浅田調査官は、中尾統括官に尋ねる。
昼休みで、所得課税第三部門は2人以外、誰もいない。
新聞を読んでいた中尾統括官は、顔を上げる。
浅田調査官はすかさず契約書を差し出して説明する。
「これなんですが・・・売買価額は5億円と記載されているのです・・・」
中尾統括官は不動産の売買契約書を見る。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員登録およびログインが必要です。
すでに会員登録をされている方は、下記ボタンからログインのうえ、ご覧ください。
Profession Journalのすべての記事をご覧いただくには、「プレミアム会員(有料)」へのご登録が必要となります。
なお、『速報解説』については「一般会員(無料)」へのご登録でも、ご覧いただけます。
※他にもWebセミナー受け放題のスーパープレミアム会員などがございます。
会員登録がお済みでない方は、下記会員登録のボタンより、ご登録のお手続きをお願いいたします。