山本守之の
法人税 “一刀両断”
【第42回】
「税制改革の考え方を検証する」
税理士 山本 守之
自由民主党と公明党の平成30年度税制改正大綱(与党の改正大綱)が平成29年12月14日に発表されました。また、アメリカでは議会(上院・下院)で12月20日に税制改革の最終法案を可決しました。
今回は2つの国の税制改革における考え方を比較し、検討してみました。
1 日本の税制改正の流れ
平成16年度の改正では、公的年金等控除を縮小し、老年者控除を廃止しました。これは、高齢者への給付を抑え、現役から集める保険料率を上げ、「100年安心」として年金改革を打ち出しました。収入の多い年金受給者の負担を増やす改正は、年金改革の大きな流れの一部として打ち出されたものでした。
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