山本守之の
法人税 “一刀両断”
【第50回】
「「リバースモーゲージ」と「ビアジェ」」
税理士 山本 守之
1 リバースモーゲージ
自宅を担保に老後資金を借り入れる「リバースモーゲージ」という制度があります。この制度は、持ち家のある高齢者が、その家を担保に老後の生活費などを一時金または年金形式で借りられる貸付制度です。この制度を使って自宅にそのまま住み続けながら生活費を確保することができます。長寿社会の老後破綻を回避する方法のひとつです。
しかし、この制度はあまり広がっていません。どうしてでしょうか。
【リバースモーゲージが成立しなかった場合】
Bさんは、栃木県宇都宮市で夫であるAさんと2人暮らしをしていましたが、Aさんが病気で死亡しました。Bさんは長男であるCさんと一緒に住むつもりはありません。そこで、Bさんは宇都宮にある住居を担保に融資を受け、その資金を介護施設の入居費用に充てるつもりでした。この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。