公開日: 2026/06/18 (掲載号:No.673)
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日本の企業税制 【第152回】「カリフォルニア州の税制改正に対する懸念継続」

筆者: 魚住 康博

日本企業税制

【第152回】

「カリフォルニア州の税制改正に対する懸念継続」

 

一般社団法人日本経済団体連合会
経済基盤本部長 魚住 康博

 

先月公開の【第151回】でもご紹介したカリフォルニア州における税制改正を巡る懸念は依然として残っている。その後の州議会での審議については、予算に関する調整が難航しているためか、当初予定されていた5月下旬の州議会下院本会議での審議には至っていない。下院歳入税制委員会での審議において、下院歳出委員会にも付託されたものの、同委員会でのヒアリング日程もまだ確定していない。しかし、海外の報道によると、法人税の抜け穴を塞ぎ、年間30億ドルの税収増を図るとして進歩派が推進する法案は、今後の協議の一環として再浮上する可能性があるとされている。

そこで、現地企業だけでなく海外から進出する企業にとって、ビジネスにおける予見可能性を損ねるだけでなく、潜在的な進出可能性を持つ企業にとっても、カリフォルニア州の進出先としての魅力を大きく毀損する可能性があることから、米国内外の経済界による懸念の声が一層高まっている。

経団連でも6月9日、カリフォルニア州のGavin Newsom知事及びRobert Rivas下院議長ほか幹部宛に公式に懸念を表明するレターを発信した。その概要訳は次の通りである。

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日本企業税制

【第152回】

「カリフォルニア州の税制改正に対する懸念継続」

 

一般社団法人日本経済団体連合会
経済基盤本部長 魚住 康博

 

先月公開の【第151回】でもご紹介したカリフォルニア州における税制改正を巡る懸念は依然として残っている。その後の州議会での審議については、予算に関する調整が難航しているためか、当初予定されていた5月下旬の州議会下院本会議での審議には至っていない。下院歳入税制委員会での審議において、下院歳出委員会にも付託されたものの、同委員会でのヒアリング日程もまだ確定していない。しかし、海外の報道によると、法人税の抜け穴を塞ぎ、年間30億ドルの税収増を図るとして進歩派が推進する法案は、今後の協議の一環として再浮上する可能性があるとされている。

そこで、現地企業だけでなく海外から進出する企業にとって、ビジネスにおける予見可能性を損ねるだけでなく、潜在的な進出可能性を持つ企業にとっても、カリフォルニア州の進出先としての魅力を大きく毀損する可能性があることから、米国内外の経済界による懸念の声が一層高まっている。

経団連でも6月9日、カリフォルニア州のGavin Newsom知事及びRobert Rivas下院議長ほか幹部宛に公式に懸念を表明するレターを発信した。その概要訳は次の通りである。

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連載目次

日本の企業税制

▷2026年
▷2025年

筆者紹介

魚住 康博

(うおずみ・やすひろ)

一般社団法人日本経済団体連合会経済基盤本部長
米国公認会計士

1998年東京大学経済学部卒業。同年(社)経済団体連合会(現:日本経済団体連合会)に入局し、会計基準の整備や基準設定主体の設立、税制改正等を担当。2005年~2007年海外留学(オックスフォード大学経営学修士、ハーバード大学研究員)。2007年~経団連会長秘書。2010年~産業競争力強化等の国内政策を担当。2013年~国際協力本部主幹としてASEAN及び中南米の途上国・新興国を担当。2018年~2022年に米国事務所長としてワシントンD.C.に駐在。2022年~産業技術本部上席主幹、2023年~同本部統括主幹としてスタートアップ振興やバイオ、宇宙、防衛、科学技術・イノベーション政策等を担当。2024年5月より経済基盤本部統括主幹として税制改正や会計・開示制度整備に従事。2025年6月より現職。

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