減損会計を学ぶ
【第23回】
「減損処理後の会計処理」
公認会計士 阿部 光成
減損会計の適用については、固定資産の帳簿価額を減額し、減損損失を計上すれば終了というわけではない。
減損処理後も、引き続き、固定資産を使用し続けることがあるからである。
本稿では、減損処理後の会計処理について解説する。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
Ⅰ 減価償却の実施
1 減損処理後の減価償却
減損処理後も、引き続き、固定資産を使用し続けることがある。
「固定資産の減損に係る会計基準」では、減損処理を行った資産については、減損損失を控除した帳簿価額に基づき減価償却を行うことを規定している(三、1)。
この記事全文をご覧いただくには、プロフェッションネットワークの会員(プレミアム
会員又は一般会員)としてのログインが必要です。
通常、Profession Journalはプレミアム会員専用の閲覧サービスですので、プレミアム
会員のご登録をおすすめします。
プレミアム会員の方は下記ボタンからログインしてください。
プレミアム会員のご登録がお済みでない方は、下記ボタンから「プレミアム会員」を選択の上、お手続きください。