公開日: 2014/06/26 (掲載号:No.75)
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減損会計を学ぶ 【第11回】「事業の種類・業態により異なるグルーピング」

筆者: 阿部 光成

減損会計を学ぶ

【第11回】

「事業の種類・業態により異なるグルーピング」

 

公認会計士 阿部 光成

 

前回において解説したように、減損会計では、通常、固定資産のグルーピングが行われる。

「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(以下「減損適用指針」という)は、グルーピングに関して、経営の実態が適切に反映されるよう配慮して行うと述べ、資産のグルーピングを行う手順を例示することにより、実務的な指針として役立てることを目的としている(減損適用指針7項、70項)。

今回は、「事業の種類・業態により異なるグルーピング」として、減損適用指針70項で述べられているグルーピングについて解説する。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

1 減損適用指針70項の例示

事業の種類・業態により異なるグルーピングとして、減損適用指針70項では、次のようなグルーピングの方法が述べられている。

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減損会計を学ぶ

【第11回】

「事業の種類・業態により異なるグルーピング」

 

公認会計士 阿部 光成

 

前回において解説したように、減損会計では、通常、固定資産のグルーピングが行われる。

「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(以下「減損適用指針」という)は、グルーピングに関して、経営の実態が適切に反映されるよう配慮して行うと述べ、資産のグルーピングを行う手順を例示することにより、実務的な指針として役立てることを目的としている(減損適用指針7項、70項)。

今回は、「事業の種類・業態により異なるグルーピング」として、減損適用指針70項で述べられているグルーピングについて解説する。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

1 減損適用指針70項の例示

事業の種類・業態により異なるグルーピングとして、減損適用指針70項では、次のようなグルーピングの方法が述べられている。

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連載目次

「減損会計を学ぶ」(全24回)

【参考記事】
「税効果会計を学ぶ」(全24回)

【参考記事】
「金融商品会計を学ぶ」(全29回)

筆者紹介

阿部 光成

(あべ・みつまさ)

公認会計士
中央大学商学部卒業。阿部公認会計士事務所。

現在、豊富な知識・情報力を活かし、コンサルティング業のほか各種実務セミナー講師を務める。
企業会計基準委員会会社法対応専門委員会専門委員、日本公認会計士協会連結範囲専門委員会専門委員長、比較情報検討専門委員会専門委員長を歴任。

主な著書に、『新会計基準の実務』(編著、中央経済社)、『企業会計における時価決定の実務』(共著、清文社)、『新しい事業報告・計算書類―経団連ひな型を参考に―〔全訂第2版〕』(編著、商事法務)がある。

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