公開日: 2013/12/05 (掲載号:No.47)
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減損会計を学ぶ 【第4回】「減損会計の特徴②」

筆者: 阿部 光成

減損会計を学ぶ

【第4回】

「減損会計の特徴②」

 

公認会計士 阿部 光成

 

減損会計は、固定資産を対象にした会計処理方法であり、減損の兆候、減損損失の認識の判定、回収可能価額に基づく減損損失の測定のプロセスである。

本連載の第2回では減価償却との関係を解説しているが、今回はさらに減損会計の特徴を述べ、今後、減損会計基準を読む際のポイントを解説する。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

Ⅰ 減損会計のプロセス

あらためて減損会計を述べると、それは資産又は資産グループについて、まず減損の兆候の識別を行い(減損の兆候)、兆候があると判断された場合に割引前の将来キャッシュ・フローに基づいて減損損失を認識するかどうかの判定を行い(減損損失の認識の判定)、認識すべきと判定された資産又は資産グループについて、回収可能価額に基づいて減損損失を測定する一連のプロセスである(減損損失の測定)

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減損会計を学ぶ

【第4回】

「減損会計の特徴②」

 

公認会計士 阿部 光成

 

減損会計は、固定資産を対象にした会計処理方法であり、減損の兆候、減損損失の認識の判定、回収可能価額に基づく減損損失の測定のプロセスである。

本連載の第2回では減価償却との関係を解説しているが、今回はさらに減損会計の特徴を述べ、今後、減損会計基準を読む際のポイントを解説する。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

Ⅰ 減損会計のプロセス

あらためて減損会計を述べると、それは資産又は資産グループについて、まず減損の兆候の識別を行い(減損の兆候)、兆候があると判断された場合に割引前の将来キャッシュ・フローに基づいて減損損失を認識するかどうかの判定を行い(減損損失の認識の判定)、認識すべきと判定された資産又は資産グループについて、回収可能価額に基づいて減損損失を測定する一連のプロセスである(減損損失の測定)

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連載目次

「減損会計を学ぶ」(全24回)

【参考記事】
「税効果会計を学ぶ」(全24回)

【参考記事】
「金融商品会計を学ぶ」(全29回)

筆者紹介

阿部 光成

(あべ・みつまさ)

公認会計士
中央大学商学部卒業。阿部公認会計士事務所。

現在、豊富な知識・情報力を活かし、コンサルティング業のほか各種実務セミナー講師を務める。
企業会計基準委員会会社法対応専門委員会専門委員、日本公認会計士協会連結範囲専門委員会専門委員長、比較情報検討専門委員会専門委員長を歴任。

主な著書に、『新会計基準の実務』(編著、中央経済社)、『企業会計における時価決定の実務』(共著、清文社)、『新しい事業報告・計算書類―経団連ひな型を参考に―〔全訂第2版〕』(編著、商事法務)がある。

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