金融商品会計を学ぶ
【第20回】
「ヘッジ会計①」
公認会計士 阿部 光成
「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号。以下「金融商品会計基準」という)及び「金融商品会計に関する実務指針」(会計制度委員会報告第14号。以下「金融商品実務指針」という)におけるヘッジ会計について述べる。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
Ⅰ ヘッジ会計とは
ヘッジ会計を理解するには、①ヘッジ会計、②ヘッジ取引、③ヘッジ会計の方法について整理する必要である。
また、ヘッジ対象とヘッジ手段の関係について理解することも重要である。
1 ヘッジ会計の意義
金融商品会計基準は、ヘッジ会計とヘッジ取引を次のように定義している(金融商品会計基準29項、96項)。
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