公開日: 2014/12/18 (掲載号:No.99)
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減損会計を学ぶ 【第23回】「減損処理後の会計処理」

筆者: 阿部 光成

減損会計を学ぶ

【第23回】

「減損処理後の会計処理」

 

公認会計士 阿部 光成

 

減損会計の適用については、固定資産の帳簿価額を減額し、減損損失を計上すれば終了というわけではない。
減損処理後も、引き続き、固定資産を使用し続けることがあるからである。

本稿では、減損処理後の会計処理について解説する。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

Ⅰ 減価償却の実施

1 減損処理後の減価償却

減損処理後も、引き続き、固定資産を使用し続けることがある。

「固定資産の減損に係る会計基準」では、減損処理を行った資産については、減損損失を控除した帳簿価額に基づき減価償却を行うことを規定している(三、1)。

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減損会計を学ぶ

【第23回】

「減損処理後の会計処理」

 

公認会計士 阿部 光成

 

減損会計の適用については、固定資産の帳簿価額を減額し、減損損失を計上すれば終了というわけではない。
減損処理後も、引き続き、固定資産を使用し続けることがあるからである。

本稿では、減損処理後の会計処理について解説する。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

Ⅰ 減価償却の実施

1 減損処理後の減価償却

減損処理後も、引き続き、固定資産を使用し続けることがある。

「固定資産の減損に係る会計基準」では、減損処理を行った資産については、減損損失を控除した帳簿価額に基づき減価償却を行うことを規定している(三、1)。

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連載目次

「減損会計を学ぶ」(全24回)

【参考記事】
「税効果会計を学ぶ」(全24回)

【参考記事】
「金融商品会計を学ぶ」(全29回)

筆者紹介

阿部 光成

(あべ・みつまさ)

公認会計士
中央大学商学部卒業。阿部公認会計士事務所。

現在、豊富な知識・情報力を活かし、コンサルティング業のほか各種実務セミナー講師を務める。
企業会計基準委員会会社法対応専門委員会専門委員、日本公認会計士協会連結範囲専門委員会専門委員長、比較情報検討専門委員会専門委員長を歴任。

主な著書に、『新会計基準の実務』(編著、中央経済社)、『企業会計における時価決定の実務』(共著、清文社)、『新しい事業報告・計算書類―経団連ひな型を参考に―〔全訂第2版〕』(編著、商事法務)がある。

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