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適用指針等を織り込んだ最新版の『税効果会計を学ぶ』が好評連載中です。
税効果会計を学ぶ
【第5回】
「繰延税金資産及び繰延税金負債等の
表示方法並びに注記事項」
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ 繰延税金資産及び繰延税金負債等の表示方法
「税効果会計に係る会計基準」第三及び「個別財務諸表における税効果会計に関する実務指針」(会計制度委員会報告第10号。以下「個別税効果会計実務指針」という)28項から30項、45項は、繰延税金資産及び繰延税金負債等の表示方法を次のように規定している。
① 資産・負債に関連するもの
⇒関連した資産・負債の分類に基づいて判断する。
・繰延税金資産については流動資産又は投資その他の資産として表示する。
・繰延税金負債については流動負債又は固定負債として表示する。
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