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適用指針等を織り込んだ最新版の『税効果会計を学ぶ』が好評連載中です。
税効果会計を学ぶ
【第3回】
「繰延税金資産の回収可能性の
判断ポイント」
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ 繰延税金資産の回収可能性
1 繰延税金資産の回収可能性の判断は慎重に行うこと
一時差異等に係る税金の額は、将来の会計期間において回収又は支払いが見込まれない税金の額を除いて、繰延税金資産又は繰延税金負債として計上しなければならない(「個別財務諸表における税効果会計に関する実務指針」(会計制度委員会報告第10号。以下「個別税効果会計実務指針」という)16項)。
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