公開日: 2018/07/26 (掲載号:No.278)
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連結会計を学ぶ 【第23回】「持分法に関する投資と資本の差額」

筆者: 阿部 光成

連結会計学ぶ

【第23回】

「持分法に関する投資と資本の差額」

 

公認会計士 阿部 光成

 

Ⅰ はじめに

今回は、持分法の会計処理に関して、投資と資本の差額及びその償却について解説する。

なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

Ⅱ 持分法の会計処理

1 基本的な会計処理

「持分法」は、投資会社が被投資会社の資本及び損益のうち投資会社に帰属する部分の変動に応じて、その投資の額を連結決算日ごとに修正する方法である(「持分法に関する会計基準」(企業会計基準第16号。以下「持分法会計基準」という)4項)。

投資会社の投資日における投資とこれに対応する被投資会社の資本との間に差額がある場合には、当該差額はのれん又は負ののれんとし、のれんは投資に含めて処理する(持分法会計基準11項)。

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連結会計学ぶ

【第23回】

「持分法に関する投資と資本の差額」

 

公認会計士 阿部 光成

 

Ⅰ はじめに

今回は、持分法の会計処理に関して、投資と資本の差額及びその償却について解説する。

なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。

 

Ⅱ 持分法の会計処理

1 基本的な会計処理

「持分法」は、投資会社が被投資会社の資本及び損益のうち投資会社に帰属する部分の変動に応じて、その投資の額を連結決算日ごとに修正する方法である(「持分法に関する会計基準」(企業会計基準第16号。以下「持分法会計基準」という)4項)。

投資会社の投資日における投資とこれに対応する被投資会社の資本との間に差額がある場合には、当該差額はのれん又は負ののれんとし、のれんは投資に含めて処理する(持分法会計基準11項)。

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連載目次

「連結会計を学ぶ」(全24回)

【参考記事】
「金融商品会計を学ぶ」(全29回)

【参考記事】
「減損会計を学ぶ」(全24回)

【参考記事】
「税効果会計を学ぶ」(全24回)

筆者紹介

阿部 光成

(あべ・みつまさ)

公認会計士
中央大学商学部卒業。阿部公認会計士事務所。

現在、豊富な知識・情報力を活かし、コンサルティング業のほか各種実務セミナー講師を務める。
企業会計基準委員会会社法対応専門委員会専門委員、日本公認会計士協会連結範囲専門委員会専門委員長、比較情報検討専門委員会専門委員長を歴任。

主な著書に、『新会計基準の実務』(編著、中央経済社)、『企業会計における時価決定の実務』(共著、清文社)、『新しい事業報告・計算書類―経団連ひな型を参考に―〔全訂第2版〕』(編著、商事法務)がある。

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