連結会計を学ぶ
【第15回】
「子会社の資産及び負債の評価」
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
連結貸借対照表の作成にあたっては、支配獲得日において、子会社の資産及び負債のすべてを支配獲得日の時価により評価することになる(「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号。以下「連結会計基準」という)20項)。
今回は、資本連結に関する子会社の資産及び負債の評価について解説する。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
Ⅱ 子会社の資産及び負債の評価
1 全面時価評価法
支配獲得時における資本連結の手続には次のものがある(「連結財務諸表における資本連結手続に関する実務指針」(会計制度委員会報告第7号。以下「資本連結実務指針」という)3項)。
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