酒井克彦の
〈深読み◆租税法〉
【第67回】
「統計数値が租税法解釈に与える影響(その1)」
中央大学商学部教授・法学博士
酒井 克彦
はじめに
統計が租税法の解釈に何らかの影響を与えることもあると思われる。
ところで、税理士資格試験免除申請に関して国税庁は、ホームページにおいて、「税法に属する科目等」の学問領域に関する「租税についての経済分析や政策を研究したが、認定が受けられるのか。」との質問に対して、「研究の主たる関心が税法に属する科目等にあるとはいえないような場合」は「税法に属する科目等と密接に関連するものであるとは認められず、認定の対象となる研究領域に含まれません。」とし、その例として、「数学的処理や統計的処理に主たる関心を置いた研究等」を掲げている。
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