公開日: 2018/02/08 (掲載号:No.255)
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酒井克彦の〈深読み◆租税法〉 【第61回】「条文の『見出し』から租税法条文を読み解く(その1)」

筆者: 酒井 克彦

酒井克彦の

〈深読み◆租税法〉

【第61回】

「条文の『見出し』から租税法条文を読み解く(その1)」

 

中央大学商学部教授・法学博士
酒井 克彦

 

はじめに

法令解釈に当たって、条文の文章自体に最大限の注意を払い、読み解く必要があることは当然であるが、条文の「見出し」についてはどうであろうか。

条文本体ではないから注意を払う必要はないとしてよいのか、それとも条文本体同様の注意を払わなければならないのであろうか。

見出し自体も法令であるから、例えば、見出しの変更を行う場合にも、国会での審議を要することとされている。すなわち、見出しはその条文と一体のものとして、見出しについても改正対象とされているのである。したがって、新しく見出しを付す場合や、見出しを削る場合なども条文の改正と同様の手続きを踏むことになる。

本稿では、条文の見出しに注目して、見出しが条文解釈にいかなる影響を及ぼすかについて考えてみたい。

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酒井克彦の

〈深読み◆租税法〉

【第61回】

「条文の『見出し』から租税法条文を読み解く(その1)」

 

中央大学商学部教授・法学博士
酒井 克彦

 

はじめに

法令解釈に当たって、条文の文章自体に最大限の注意を払い、読み解く必要があることは当然であるが、条文の「見出し」についてはどうであろうか。

条文本体ではないから注意を払う必要はないとしてよいのか、それとも条文本体同様の注意を払わなければならないのであろうか。

見出し自体も法令であるから、例えば、見出しの変更を行う場合にも、国会での審議を要することとされている。すなわち、見出しはその条文と一体のものとして、見出しについても改正対象とされているのである。したがって、新しく見出しを付す場合や、見出しを削る場合なども条文の改正と同様の手続きを踏むことになる。

本稿では、条文の見出しに注目して、見出しが条文解釈にいかなる影響を及ぼすかについて考えてみたい。

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連載目次

酒井克彦の〈深読み◆租税法〉

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筆者紹介

酒井 克彦

(さかい・かつひこ)

法学博士(中央大学)。
国税庁等での勤務を経て、現在、中央大学法科大学院教授として、法科大学院のほか税務大学校等でも教鞭をとる。
一般社団法人アコード租税総合研究所 所長、一般社団法人ファルクラム 代表理事。

一般社団法人ファルクラム https://fulcrumtax.net/
一般社団法人アコード租税総合研究所 http://accordtax.net/

【著書】
「正当な理由」をめぐる認定判断と税務解釈―判断に迷う《加算税免除規定》の解釈』(2015年、清文社)
「相当性」をめぐる認定判断と税務解釈―借地権課税における「相当の地代」を主たる論点として』(2013年、清文社)
『スタートアップ租税法〔第4版〕』(2021年)、『クローズアップ保険税務』(2016年)その他5冊のアップシリーズ(財経詳報社)
『裁判例からみる所得税法〔二訂版〕』(2021年)、『裁判例からみる法人税法〔三訂版〕』(2019年)、『裁判例からみる税務調査』(2020年)、『裁判例からみる保険税務』(2021年、大蔵財務協会)
『レクチャー租税法解釈入門』(2015年、弘文堂)
『プログレッシブ税務会計論Ⅰ〔第2版〕、Ⅱ〔第2版〕、Ⅲ、Ⅳ』(Ⅰ、Ⅱ 2018年、Ⅲ 2019年、Ⅳ 2020年、中央経済社)
『アクセス税務通達の読み方』(2016年)、『税理士業務に活かす!通達のチェックポイント -法人税裁判事例精選20』(2017年)、『同 -所得税裁判事例精選20』(2018年)、『同-相続税裁判事例精選20』(2019年、第一法規)
『30年分申告・31年度改正対応 キャッチアップ仮想通貨の最新税務』(2019年)、その他5冊のキャッチアップシリーズ(ぎょうせい)
その他書籍・論文多数

 

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