税効果会計を学ぶ
【第6回】
「繰延税金資産及び繰延税金負債」
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
繰延税金資産又は繰延税金負債は、一時差異等に係る税金の額から将来の会計期間において回収又は支払が見込まれない税金の額を控除して計上しなければならないとされている(税効果会計基準 第二、二、1)。
今回は、繰延税金資産及び繰延税金負債の計上について解説する。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
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