収益認識会計基準を学ぶ
【第7回】
「履行義務の識別②」
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
前回に引き続き、「履行義務の識別」について解説する。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
Ⅱ 履行義務の識別
契約における取引開始日に、顧客との契約において約束した財又はサービスを評価し、次の①又は②のいずれかを顧客に移転する約束のそれぞれについて履行義務として識別する(収益認識会計基準7項、32項)。
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