〔編集部追記:2021/4/15〕
4/14付でASBJより下記の情報が公表されました。
「企業会計基準適用指針公開草案第70号(企業会計基準適用指針第30号の改正案)「収益認識に関する会計基準の適用指針(案)」に寄せられたコメント」
《速報解説》
ASBJ、電気・ガス事業における検針日基準の取扱いに対応した
「収益認識に関する会計基準の適用指針」の改正を確定
~適用は2021年4月1日以後開始する連結会計年度及び事業年度の期首から~
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
2021年3月26日、企業会計基準委員会は、「収益認識に関する会計基準の適用指針」(改正企業会計基準適用指針第30号)を公表した。
これにより、2020年12月25日から意見募集されていた公開草案が確定することになる。
これは、電気事業及びガス事業において、毎月、月末以外の日に実施する検針による顧客の使用量に基づき収益計上が行われる実務(いわゆる検針日基準)の取扱いを規定するものである。
文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
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