リース会計基準を学ぶ
【第3回】
「リースの識別」
公認会計士 阿部 光成
Ⅰ はじめに
今回は、リースの識別について解説する。
リース会計基準における「リースの識別」は、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)では置かれていなかった規定である(リース適用指針BC165項)。
「リースの識別」の規定に従って、契約がリースを含むか否かを判断することになるので、当該規定は、リースに関する会計処理を行うにあたって重要なプロセスであると考えられる。
なお、文中、意見に関する部分は、私見であることを申し添える。
Ⅱ 契約の締結時におけるリースの識別
リース会計基準では、「リース」を次のように定義している(リース会計基準6項)。
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