公開日: 2017/07/13 (掲載号:No.226)
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〔会計不正調査報告書を読む〕 【第60回】株式会社ながの東急百貨店「第三者委員会調査報告書(平成29年6月13日付)」

筆者: 米澤 勝

〔会計不正調査報告書を読む〕

【第60回】

株式会社ながの東急百貨店

「第三者委員会調査報告書(平成29年6月13日付)」

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【調査委員会の概要】

〔適時開示〕

〔第三者委員会〕

【委員長】

弁護士 上田 栄治

【委 員】

弁護士 石井 誠一郎

公認会計士 小川 真人

〔調査期間〕

2017(平成29)年5月15日から6月13日まで

〔調査の目的〕

(1) 本件に起因する会計に与える影響の有無及び金額の見積もりに必要な調査を行う。

(2) 本件に関する事実の認定、発生原因及び問題点の調査分析を行う。

(3) 本件発生に関する内部統制、コンプライアンス、ガバナンス上の問題点の有無の調査分析を行う。

(4) 上記(2)(3)を踏まえ、再発防止策の提言を行う。

〔適時開示(調査結果)〕

 

【株式会社ながの東急百貨店の概要】

株式会社ながの東急百貨店(以下「ながの東急」と略称する)は、1958(昭和33)年11月設立。百貨店業。資本金2,368百万円。連結売上高19,750百万円、経常損失100百万円(数字は、いずれも平成29年1月期)。従業員数304名。本店所在地は長野県長野市。JASDAQ上場。親会社である株式会社東急百貨店が議決権の57.75%を所有。株式会社東急百貨店の株を100%所有する東京急行電鉄株式会社(東証1部)の連結子会社である。

 

【第三者委員会調査報告書の概要】

1 調査に至る経緯

ながの東急のカスタマーセンター担当者(マネージャー職)が、「ワールドジュエリー&ウォッチフェア」という名称の催事において、適正に顧客に販売をしたように装い、商品を転売するなどの不正な取引行為を行っていたことが発覚したため、ながの東急は、日弁連の第三者委員会ガイドラインに基づき選任した外部の専門家による、第三者委員会を設置した。

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【第60回】

株式会社ながの東急百貨店

「第三者委員会調査報告書(平成29年6月13日付)」

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【調査委員会の概要】

〔適時開示〕

〔第三者委員会〕

【委員長】

弁護士 上田 栄治

【委 員】

弁護士 石井 誠一郎

公認会計士 小川 真人

〔調査期間〕

2017(平成29)年5月15日から6月13日まで

〔調査の目的〕

(1) 本件に起因する会計に与える影響の有無及び金額の見積もりに必要な調査を行う。

(2) 本件に関する事実の認定、発生原因及び問題点の調査分析を行う。

(3) 本件発生に関する内部統制、コンプライアンス、ガバナンス上の問題点の有無の調査分析を行う。

(4) 上記(2)(3)を踏まえ、再発防止策の提言を行う。

〔適時開示(調査結果)〕

 

【株式会社ながの東急百貨店の概要】

株式会社ながの東急百貨店(以下「ながの東急」と略称する)は、1958(昭和33)年11月設立。百貨店業。資本金2,368百万円。連結売上高19,750百万円、経常損失100百万円(数字は、いずれも平成29年1月期)。従業員数304名。本店所在地は長野県長野市。JASDAQ上場。親会社である株式会社東急百貨店が議決権の57.75%を所有。株式会社東急百貨店の株を100%所有する東京急行電鉄株式会社(東証1部)の連結子会社である。

 

【第三者委員会調査報告書の概要】

1 調査に至る経緯

ながの東急のカスタマーセンター担当者(マネージャー職)が、「ワールドジュエリー&ウォッチフェア」という名称の催事において、適正に顧客に販売をしたように装い、商品を転売するなどの不正な取引行為を行っていたことが発覚したため、ながの東急は、日弁連の第三者委員会ガイドラインに基づき選任した外部の専門家による、第三者委員会を設置した。

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連載目次

会計不正調査報告書を読む

第1回~第150回 ※クリックするとご覧いただけます。

第151回~

筆者紹介

米澤 勝

(よねざわ・まさる)

税理士・公認不正検査士(CFE)

1997年12月 税理士試験合格
1998年2月 富士通サポートアンドサービス株式会社(現社名:株式会社富士通エフサス)入社。経理部配属(税務、債権管理担当)
1998年6月 税理士登録(東京税理士会)
2007年4月 経理部からビジネスマネジメント本部へ異動。内部統制担当
2010年1月 株式会社富士通エフサス退職。税理士として開業(現在に至る)

【著書】

・『新版 架空循環取引─法務・会計・税務の実務対応』共著(清文社・2019)

・『企業はなぜ、会計不正に手を染めたのか-「会計不正調査報告書」を読む-』(清文社・2014)

・「企業内不正発覚後の税務」『税務弘報』(中央経済社)2011年9月号から2012年4月号まで連載(全6回)

【寄稿】

・(インタビュー)「会計監査クライシスfile.4 不正は指摘できない」『企業会計』(2016年4月号、中央経済社)

・「不正をめぐる会計処理の考え方と実務ポイント」『旬刊経理情報』(2015年4月10日号、中央経済社)

【セミナー・講演等】

一般社団法人日本公認不正検査士協会主催
「会計不正の早期発見
――不正事例における発覚の経緯から考察する効果的な対策」2016年10月

公益財団法人日本監査役協会主催
情報連絡会「不正会計の早期発見手法――監査役の視点から」2016年6月

株式会社プロフェッションネットワーク主催
「企業の会計不正を斬る!――最新事例から学ぶ,その手口と防止策」2015年11月

 

関連書籍

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