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〔会計不正調査報告書を読む〕 【第118回】OKK株式会社「特別調査委員会調査報告書(開示版)(2021年9月17日付)」

筆者:米澤 勝

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〔会計不正調査報告書を読む〕

【第118回】

OKK株式会社

「特別調査委員会調査報告書(開示版)(2021年9月17日付)」

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【OKK株式会社特別調査委員会の概要】

〔適時開示〕

〔特別調査委員会〕

【委員長】

山形 康郎(弁護士)

【委 員】

足立 学(弁護士)

井上 寅喜(公認会計士)

【調査補助者】

・弁護士法人関西法律特許事務所所属の弁護士

和田健、千賀大祐

・東京富士法律事務所所属の弁護士

廣瀬正剛、山田祥恵

・株式会社アカウンティング・アドバイザリー所属の公認会計士

池内宏幸、浅海英孝、越川誠一

・石原公認会計士事務所所属の公認会計士

石原佳和

・丸井会計事務所所属の公認会計士

丸井裕司

・U&I アドバイザリーサービス株式会社所属

山田重嗣(公認会計士)、桑野博輔(公認会計士)、田上熊野(公認会計士)、桑原啓(公認不正検査士)、穂積比呂子(税理士)、伊藤里香(シニアアナリスト)

〔調査期間〕

2021年6月24日から同年9月16日まで

〔特別調査委員会への委嘱事項〕

(1) 本件不適切会計処理に関する事実関係の調査

(2) 類似事象の有無の確認

(3) 本件不適切会計処理による連結財務諸表等への影響額の算定

(4) 再発防止策の提言

(5) その他特別調査委員会が必要と定めた事項

〔調査結果〕

 

【OKK株式会社の概要】

OKK株式会社(以下「OKK」と略称する)は、1915(大正4)年10月設立。2015(平成27)年10月に社名変更(旧社名は大阪機工株式会社)。工作機械の製造・販売を主たる事業とする。連結売上高12,083百万円、連結経常損失2,474百万円、従業員数758人(いずれも、2021年3月期実績)。東京証券取引所1部上場。本店所在地は兵庫県伊丹市。会計監査人は、EY新日本有限責任監査法人大阪事務所(以下「新日本監査法人」と略称する)。

 

【調査報告書の概要】

1 特別調査委員会設置の経緯

OKKは、会計監査人である新日本監査法人から、仕掛品残高の費用処理に関する問題点、具体的には、滞留仕掛品の売上原価による費用処理について、その適正性について検証が必要である旨の指摘を受け、調査を行った結果、仕掛品残高の確定につき、過去の会計処理に誤りがある可能性を確知し、2021年5月21日、会計監査人との協議の上、当該事実の解明については社内調査委員会による調査が必要であると判断し、速やかに専門性を有する有識者からなる社内調査委員会を設置して調査を行った。


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会計不正調査報告書を読む

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第81回~

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筆者紹介

  • 米澤 勝

    (よねざわ・まさる)

    税理士・公認不正検査士(CFE)

    1997年12月 税理士試験合格
    1998年2月 富士通サポートアンドサービス株式会社(現社名:株式会社富士通エフサス)入社。経理部配属(税務、債権管理担当)
    1998年6月 税理士登録(東京税理士会)
    2007年4月 経理部からビジネスマネジメント本部へ異動。内部統制担当
    2010年1月 株式会社富士通エフサス退職。税理士として開業(現在に至る)

    【著書】

    ・『新版 架空循環取引─法務・会計・税務の実務対応』共著(清文社・2019)

    ・『企業はなぜ、会計不正に手を染めたのか-「会計不正調査報告書」を読む-』(清文社・2014)

    ・「企業内不正発覚後の税務」『税務弘報』(中央経済社)2011年9月号から2012年4月号まで連載(全6回)

    【寄稿】

    ・(インタビュー)「会計監査クライシスfile.4 不正は指摘できない」『企業会計』(2016年4月号、中央経済社)

    ・「不正をめぐる会計処理の考え方と実務ポイント」『旬刊経理情報』(2015年4月10日号、中央経済社)

    【セミナー・講演等】

    一般社団法人日本公認不正検査士協会主催
    「会計不正の早期発見
    ――不正事例における発覚の経緯から考察する効果的な対策」2016年10月

    公益財団法人日本監査役協会主催
    情報連絡会「不正会計の早期発見手法――監査役の視点から」2016年6月

    株式会社プロフェッションネットワーク主催
    「企業の会計不正を斬る!――最新事例から学ぶ,その手口と防止策」2015年11月

     

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