公開日: 2018/09/13 (掲載号:No.285)
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〔会計不正調査報告書を読む〕 【第76回】五洋インテックス株式会社「第三者委員会調査報告書(平成30年5月7日付)」

筆者: 米澤 勝

〔会計不正調査報告書を読む〕

【第76回】

五洋インテックス株式会社

「第三者委員会調査報告書(平成30年5月7日付)」

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【第三者調査委員会の概要】

〔適時開示〕

〔第三者委員会〕

【委員長】

藤村 厚夫(弁護士)

【委 員】

神崎 時男(公認会計士)
⇒ スケジュールの都合により、久保田 寛志(公認会計士)に変更

菊池 愼太郎(公認会計士)

岡田 奉典(弁護士)

〔調査期間〕

2018(平成30)年3月27日から2018(平成30)年5月7日まで

〔調査の目的〕

 過去4期分(平成27年3月期から平成30年3月期第3四半期累計まで)の決算数値の適正性、及び適正でない場合の原因の調査、並びに過年度の会計処理の訂正による範囲、影響額等の確認

〔適時開示(調査結果)〕

 

【五洋インテックス株式会社の概要】

五洋インテックス株式会社(以下「五洋インテックス」と略称する)は、昭和54(1979)年3月設立。旧商号は五洋産業株式会社(平成5年4月変更)。室内装飾品(主たる商品はカーテン)の販売を主たる事業とする。連結売上高1,748百万円、連結経常損失213百万円、従業員数64名(数字は、いずれも2018年3月期)。本店所在地は愛知県小牧市。JASDAQ上場。

 

【調査報告書の概要】

1 調査に至る経緯

五洋インテックスは、「外部通報」により、過年度におけるタブレット端末の販売、太陽光パネルなどの販売及びその他の新規事業に関する取引に関して、会計処理の妥当性について懸念がある旨の指摘を受け、本件各取引に係る会計処理の内容と同会計処理に関する事実等の究明を開始するとともに、平成30年3月27日、外部の専門家により構成される第三者委員会を設置した。

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【第76回】

五洋インテックス株式会社

「第三者委員会調査報告書(平成30年5月7日付)」

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【第三者調査委員会の概要】

〔適時開示〕

〔第三者委員会〕

【委員長】

藤村 厚夫(弁護士)

【委 員】

神崎 時男(公認会計士)
⇒ スケジュールの都合により、久保田 寛志(公認会計士)に変更

菊池 愼太郎(公認会計士)

岡田 奉典(弁護士)

〔調査期間〕

2018(平成30)年3月27日から2018(平成30)年5月7日まで

〔調査の目的〕

 過去4期分(平成27年3月期から平成30年3月期第3四半期累計まで)の決算数値の適正性、及び適正でない場合の原因の調査、並びに過年度の会計処理の訂正による範囲、影響額等の確認

〔適時開示(調査結果)〕

 

【五洋インテックス株式会社の概要】

五洋インテックス株式会社(以下「五洋インテックス」と略称する)は、昭和54(1979)年3月設立。旧商号は五洋産業株式会社(平成5年4月変更)。室内装飾品(主たる商品はカーテン)の販売を主たる事業とする。連結売上高1,748百万円、連結経常損失213百万円、従業員数64名(数字は、いずれも2018年3月期)。本店所在地は愛知県小牧市。JASDAQ上場。

 

【調査報告書の概要】

1 調査に至る経緯

五洋インテックスは、「外部通報」により、過年度におけるタブレット端末の販売、太陽光パネルなどの販売及びその他の新規事業に関する取引に関して、会計処理の妥当性について懸念がある旨の指摘を受け、本件各取引に係る会計処理の内容と同会計処理に関する事実等の究明を開始するとともに、平成30年3月27日、外部の専門家により構成される第三者委員会を設置した。

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連載目次

会計不正調査報告書を読む

第1回~第100回 ※クリックするとご覧いただけます。

第101回~

筆者紹介

米澤 勝

(よねざわ・まさる)

税理士・公認不正検査士(CFE)

1997年12月 税理士試験合格
1998年2月 富士通サポートアンドサービス株式会社(現社名:株式会社富士通エフサス)入社。経理部配属(税務、債権管理担当)
1998年6月 税理士登録(東京税理士会)
2007年4月 経理部からビジネスマネジメント本部へ異動。内部統制担当
2010年1月 株式会社富士通エフサス退職。税理士として開業(現在に至る)

【著書】

・『新版 架空循環取引─法務・会計・税務の実務対応』共著(清文社・2019)

・『企業はなぜ、会計不正に手を染めたのか-「会計不正調査報告書」を読む-』(清文社・2014)

・「企業内不正発覚後の税務」『税務弘報』(中央経済社)2011年9月号から2012年4月号まで連載(全6回)

【寄稿】

・(インタビュー)「会計監査クライシスfile.4 不正は指摘できない」『企業会計』(2016年4月号、中央経済社)

・「不正をめぐる会計処理の考え方と実務ポイント」『旬刊経理情報』(2015年4月10日号、中央経済社)

【セミナー・講演等】

一般社団法人日本公認不正検査士協会主催
「会計不正の早期発見
――不正事例における発覚の経緯から考察する効果的な対策」2016年10月

公益財団法人日本監査役協会主催
情報連絡会「不正会計の早期発見手法――監査役の視点から」2016年6月

株式会社プロフェッションネットワーク主催
「企業の会計不正を斬る!――最新事例から学ぶ,その手口と防止策」2015年11月

 

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