公開日: 2024/09/12 (掲載号:No.585)
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〔会計不正調査報告書を読む〕 【第160回】学校法人東京女子医科大学「第三者委員会調査報告書(公表版)(2024年8月2日付)」(後編)

筆者: 米澤 勝

〔会計不正調査報告書を読む〕

【第160回】

学校法人東京女子医科大学

「第三者委員会調査報告書(公表版)(2024年8月2日付)」
(後編)

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【学校法人東京女子医科大学第三者委員会の概要(再掲)】

〔お知らせ〕

〔第三者委員会の構成〕

【委員長】

山上 秀明(弁護士・元最高検察庁次長検事)

【副委員長】

竹内 朗(弁護士・公認不正検査土、プロアクト法律事務所)

【委 員】

三木 義一(弁護士・元青山学院大学学長)

清水 真一郎(弁護士・公認不正検査士、渥美坂井法律事務所)

【調査補助者】

渥美坂井法律事務所・外国法共同事業

土居文代、宮西啓介、船橋桃子、粟野記代、瀬川慶、西尾順一、及川泰輔、幕田怜輔、安中允彦、金田耕一の合計10名の弁護土ほかパラリーガル

A&S福岡法律事務所弁護士法人

磯部慎吾、柴田啓介、杉本賢太、光山夏貴の合計4名の弁護士

プロアクト法律事務所

池永朝昭、徳山佳祐、田中伸英、岩渕恵理、神田詠守、中島永祥の合計6名の弁護士

太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社

垂水敬、前村浩介、今枝侑子、芝啓真、大園和登、その他の合計58名の公認会計士、公認不正検査士等

〔調査期間〕

2024年4月10日から7月31日まで

〔第三者委員会への委嘱事項〕

(1) 出向者に対する二重給与その他不正支出の有無及びその状況の調査

(2) 上記(1)に関する内部統制ないしガバナンス上の問題の有無及びその状況の調査

(3) 上記(1)及び(2)に問題が認められた場合、その原因分析及び再発防止策の提言等

〔調査結果〕

【学校法人東京女子医科大学の概要】

【第三者委員会による調査報告書の概要】

1 第三者委員会設置の経緯

2 第三者委員会による調査対象事案の概要

3 第三者委員会による調査結果(調査報告書45ページ以下)

ここまでは、前回(前編)を参照されたい。

 

4 第三者委員会による内部統制・ガバナンスの問題点(調査報告書198ページ以下)

第三者委員会は、調査報告書第8章で、「各問題行為に関連する内部統制・ガバナンスの問題」を取り上げているので、第三者委員会が指摘した問題点を列挙しておきたい。

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【第160回】

学校法人東京女子医科大学

「第三者委員会調査報告書(公表版)(2024年8月2日付)」
(後編)

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【学校法人東京女子医科大学第三者委員会の概要(再掲)】

〔お知らせ〕

〔第三者委員会の構成〕

【委員長】

山上 秀明(弁護士・元最高検察庁次長検事)

【副委員長】

竹内 朗(弁護士・公認不正検査土、プロアクト法律事務所)

【委 員】

三木 義一(弁護士・元青山学院大学学長)

清水 真一郎(弁護士・公認不正検査士、渥美坂井法律事務所)

【調査補助者】

渥美坂井法律事務所・外国法共同事業

土居文代、宮西啓介、船橋桃子、粟野記代、瀬川慶、西尾順一、及川泰輔、幕田怜輔、安中允彦、金田耕一の合計10名の弁護土ほかパラリーガル

A&S福岡法律事務所弁護士法人

磯部慎吾、柴田啓介、杉本賢太、光山夏貴の合計4名の弁護士

プロアクト法律事務所

池永朝昭、徳山佳祐、田中伸英、岩渕恵理、神田詠守、中島永祥の合計6名の弁護士

太陽グラントソントン・アドバイザーズ株式会社

垂水敬、前村浩介、今枝侑子、芝啓真、大園和登、その他の合計58名の公認会計士、公認不正検査士等

〔調査期間〕

2024年4月10日から7月31日まで

〔第三者委員会への委嘱事項〕

(1) 出向者に対する二重給与その他不正支出の有無及びその状況の調査

(2) 上記(1)に関する内部統制ないしガバナンス上の問題の有無及びその状況の調査

(3) 上記(1)及び(2)に問題が認められた場合、その原因分析及び再発防止策の提言等

〔調査結果〕

【学校法人東京女子医科大学の概要】

【第三者委員会による調査報告書の概要】

1 第三者委員会設置の経緯

2 第三者委員会による調査対象事案の概要

3 第三者委員会による調査結果(調査報告書45ページ以下)

ここまでは、前回(前編)を参照されたい。

 

4 第三者委員会による内部統制・ガバナンスの問題点(調査報告書198ページ以下)

第三者委員会は、調査報告書第8章で、「各問題行為に関連する内部統制・ガバナンスの問題」を取り上げているので、第三者委員会が指摘した問題点を列挙しておきたい。

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連載目次

会計不正調査報告書を読む

第1回~第150回 ※クリックするとご覧いただけます。

筆者紹介

米澤 勝

(よねざわ・まさる)

税理士・公認不正検査士(CFE)

1997年12月 税理士試験合格
1998年2月 富士通サポートアンドサービス株式会社(現社名:株式会社富士通エフサス)入社。経理部配属(税務、債権管理担当)
1998年6月 税理士登録(東京税理士会)
2007年4月 経理部からビジネスマネジメント本部へ異動。内部統制担当
2010年1月 株式会社富士通エフサス退職。税理士として開業(現在に至る)

【著書】

・『新版 架空循環取引─法務・会計・税務の実務対応』共著(清文社・2019)

・『企業はなぜ、会計不正に手を染めたのか-「会計不正調査報告書」を読む-』(清文社・2014)

・「企業内不正発覚後の税務」『税務弘報』(中央経済社)2011年9月号から2012年4月号まで連載(全6回)

【寄稿】

・(インタビュー)「会計監査クライシスfile.4 不正は指摘できない」『企業会計』(2016年4月号、中央経済社)

・「不正をめぐる会計処理の考え方と実務ポイント」『旬刊経理情報』(2015年4月10日号、中央経済社)

【セミナー・講演等】

一般社団法人日本公認不正検査士協会主催
「会計不正の早期発見
――不正事例における発覚の経緯から考察する効果的な対策」2016年10月

公益財団法人日本監査役協会主催
情報連絡会「不正会計の早期発見手法――監査役の視点から」2016年6月

株式会社プロフェッションネットワーク主催
「企業の会計不正を斬る!――最新事例から学ぶ,その手口と防止策」2015年11月

 

関連書籍

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