公開日: 2020/07/09 (掲載号:No.377)
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〔会計不正調査報告書を読む〕 【第102回】天馬株式会社「第三者委員会調査報告書(2020年4月2日付)」

筆者: 米澤 勝

〔会計不正調査報告書を読む〕

【第102回】

天馬株式会社

「第三者委員会調査報告書(2020年4月2日付)」

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【第三者委員会の概要】

〔適時開示〕

〔第三者委員会〕

【委員長】

早川 明伸(弁護士)

【委 員】

竹内 朗(弁護士・公認不正検査士)

金子 昌嗣(公認会計士)

第三者委員会は、次の者を調査補助者に選任している。

・弁護士法人トラスト早川経営法律事務所所属の弁護士國分吾郎、弁護士渡邊俊彦、弁護士田中佑佳

・プロアクト法律事務所所属の弁護士田中伸英、弁護士・公認不正検査士松葉優子

・EY新日本有限責任監査法人及び各国メンバーファーム所属の横田祐次、緒方幸司、中田泰記、東野拓人、田中水織他68名

〔調査期間〕

2019年12月2日から2020年3月13日まで

〔調査目的〕

① X国天馬の役職員が2019年にX国税務局職員に対して現金を交付した問題に係る事実関係の調査

② 本事案に類似する問題の存否及び事実関係の調査

③ 上記①及び②で確認された事実関係の原因分析及び再発防止策の提言

〔調査結果〕

 

【天馬株式会社の概要】

天馬株式会社(以下「天馬」と略称する)は、1949(昭和24)年8月に設立。プラスチック製品の製造及び販売を主たる事業とする。売上高85,762百万円、経常利益3,600百万円、従業員数7,276人(いずれも2020年3月期連結実績)。資本金19,225百万円。国内連結子会社2社、海外連結子会社11社(中国に6社、東南アジアに5社)、海外持分法適用関連会社1社を有する。会計監査人は有限責任あずさ監査法人(以下「あずさ監査法人」と略称する)。

 

【調査報告書の概要】

天馬の経営陣は、X国に所在する子会社であるX国天馬の役職員が、X国の税務局がX国天馬に対して2019年8月に実施した税務調査の過程で、税務局職員に対し、同月31日に1,500万円相当の現金を交付した可能性があることを、同年9月上旬から10月上旬にかけて順次認知した。

この問題については、11月19日に開催された取締役会にて報告され、12月2日に開催された取締役会にて、この問題を調査するための第三者委員会の設置が決議され、同日、天馬は、「当社海外子会社における不正行為について」と題する適時開示を発出した。

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【第102回】

天馬株式会社

「第三者委員会調査報告書(2020年4月2日付)」

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【第三者委員会の概要】

〔適時開示〕

〔第三者委員会〕

【委員長】

早川 明伸(弁護士)

【委 員】

竹内 朗(弁護士・公認不正検査士)

金子 昌嗣(公認会計士)

第三者委員会は、次の者を調査補助者に選任している。

・弁護士法人トラスト早川経営法律事務所所属の弁護士國分吾郎、弁護士渡邊俊彦、弁護士田中佑佳

・プロアクト法律事務所所属の弁護士田中伸英、弁護士・公認不正検査士松葉優子

・EY新日本有限責任監査法人及び各国メンバーファーム所属の横田祐次、緒方幸司、中田泰記、東野拓人、田中水織他68名

〔調査期間〕

2019年12月2日から2020年3月13日まで

〔調査目的〕

① X国天馬の役職員が2019年にX国税務局職員に対して現金を交付した問題に係る事実関係の調査

② 本事案に類似する問題の存否及び事実関係の調査

③ 上記①及び②で確認された事実関係の原因分析及び再発防止策の提言

〔調査結果〕

 

【天馬株式会社の概要】

天馬株式会社(以下「天馬」と略称する)は、1949(昭和24)年8月に設立。プラスチック製品の製造及び販売を主たる事業とする。売上高85,762百万円、経常利益3,600百万円、従業員数7,276人(いずれも2020年3月期連結実績)。資本金19,225百万円。国内連結子会社2社、海外連結子会社11社(中国に6社、東南アジアに5社)、海外持分法適用関連会社1社を有する。会計監査人は有限責任あずさ監査法人(以下「あずさ監査法人」と略称する)。

 

【調査報告書の概要】

天馬の経営陣は、X国に所在する子会社であるX国天馬の役職員が、X国の税務局がX国天馬に対して2019年8月に実施した税務調査の過程で、税務局職員に対し、同月31日に1,500万円相当の現金を交付した可能性があることを、同年9月上旬から10月上旬にかけて順次認知した。

この問題については、11月19日に開催された取締役会にて報告され、12月2日に開催された取締役会にて、この問題を調査するための第三者委員会の設置が決議され、同日、天馬は、「当社海外子会社における不正行為について」と題する適時開示を発出した。

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連載目次

会計不正調査報告書を読む

第1回~第140回 ※クリックするとご覧いただけます。

第141回~

筆者紹介

米澤 勝

(よねざわ・まさる)

税理士・公認不正検査士(CFE)

1997年12月 税理士試験合格
1998年2月 富士通サポートアンドサービス株式会社(現社名:株式会社富士通エフサス)入社。経理部配属(税務、債権管理担当)
1998年6月 税理士登録(東京税理士会)
2007年4月 経理部からビジネスマネジメント本部へ異動。内部統制担当
2010年1月 株式会社富士通エフサス退職。税理士として開業(現在に至る)

【著書】

・『新版 架空循環取引─法務・会計・税務の実務対応』共著(清文社・2019)

・『企業はなぜ、会計不正に手を染めたのか-「会計不正調査報告書」を読む-』(清文社・2014)

・「企業内不正発覚後の税務」『税務弘報』(中央経済社)2011年9月号から2012年4月号まで連載(全6回)

【寄稿】

・(インタビュー)「会計監査クライシスfile.4 不正は指摘できない」『企業会計』(2016年4月号、中央経済社)

・「不正をめぐる会計処理の考え方と実務ポイント」『旬刊経理情報』(2015年4月10日号、中央経済社)

【セミナー・講演等】

一般社団法人日本公認不正検査士協会主催
「会計不正の早期発見
――不正事例における発覚の経緯から考察する効果的な対策」2016年10月

公益財団法人日本監査役協会主催
情報連絡会「不正会計の早期発見手法――監査役の視点から」2016年6月

株式会社プロフェッションネットワーク主催
「企業の会計不正を斬る!――最新事例から学ぶ,その手口と防止策」2015年11月

 

関連書籍

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