公開日: 2023/12/21 (掲載号:No.549)
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〔会計不正調査報告書を読む〕 【第149回】株式会社アルデプロ「社外調査委員会調査報告書(開示版)(2023年9月22日付)」

筆者: 米澤 勝

〔会計不正調査報告書を読む〕

【第149回】

株式会社アルデプロ

「社外調査委員会調査報告書(開示版)(2023年9月22日付)」

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【株式会社アルデプロ社外調査委員会の概要】

〔適時開示〕

〔社外調査委員会の構成〕

【委員長】

白井 真(弁護士/光和総合法律事務所)

【委 員】

小島 冬樹(弁護士/ひふみ総合法律事務所)

髙木 明(公認会計士/株式会社KIC)

【調査補助者】

光和総合法律事務所(弁護士)

木谷太郎、渡邊涼介、井上龍太郎、渡辺大祐、森大輝、網倉健太、岡本健太、水村優太、神ふみ子、原田康平

ひふみ総合法律事務所(弁護士)

矢田悠、松原由佳、金竜貴

八雲法律事務所(弁護士) 笠置泰平

LM法律事務所(弁護士) 清水祐大

神本公認会計士税理士事務所(公認会計士) 神本昇

株式会社KIC(公認会計士)

河合健一、山本和男、篠崎将明、古賀俊宏、信田淳、寒川貴弘、松田雄祐、小山崇、木村聡志

株式会社foxcale

小池赳司(公認会計士)、吉津亮介(公認会計士)、福田昌志

〔調査期間〕

2023年7月19日から9月22日まで

〔社外調査委員会調査の目的〕

(1) 過去の特定の取引(本件取引)の事実関係の調査

(2) 類似事案の存否及び事実関係の調査

(3) 原因分析

(4) その他社外調査委員会が必要と認めた事項

〔調査結果〕

 

【株式会社アルデプロの概要】

株式会社アルデプロ(以下「アルデプロ」と略称する)は、1988年3月設立。設立時の社名は株式会社白川エンタープライズで、内装事業を目的としていた。2001年12月から、中古マンションを仕入れ、リフォーム後戸別に販売する中古マンション再活事業に進出。複数の社名変更を経て、2002年1月、現商号に変更。不動産再活事業を主たる事業とし、6社の連結子会社を有している。連結売上20,596百万円、経常利益2,589百万円、資本金2,428百万円。従業員数24名(2023年7月期連結実績)。本店所在地は東京都新宿区。東京証券取引所スタンダード市場上場。会計監査人は、霞友有限責任監査法人。

調査報告書において「重要な当事者」とされたのは、2021年7月期までアルデプロの主要な株主であった株式会社ドラゴンパワー(報告書上の表記は「A社」。以下「ドラゴンパワー」と略称する)である。

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【第149回】

株式会社アルデプロ

「社外調査委員会調査報告書(開示版)(2023年9月22日付)」

 

税理士・公認不正検査士(CFE)
米澤 勝

 

【株式会社アルデプロ社外調査委員会の概要】

〔適時開示〕

〔社外調査委員会の構成〕

【委員長】

白井 真(弁護士/光和総合法律事務所)

【委 員】

小島 冬樹(弁護士/ひふみ総合法律事務所)

髙木 明(公認会計士/株式会社KIC)

【調査補助者】

光和総合法律事務所(弁護士)

木谷太郎、渡邊涼介、井上龍太郎、渡辺大祐、森大輝、網倉健太、岡本健太、水村優太、神ふみ子、原田康平

ひふみ総合法律事務所(弁護士)

矢田悠、松原由佳、金竜貴

八雲法律事務所(弁護士) 笠置泰平

LM法律事務所(弁護士) 清水祐大

神本公認会計士税理士事務所(公認会計士) 神本昇

株式会社KIC(公認会計士)

河合健一、山本和男、篠崎将明、古賀俊宏、信田淳、寒川貴弘、松田雄祐、小山崇、木村聡志

株式会社foxcale

小池赳司(公認会計士)、吉津亮介(公認会計士)、福田昌志

〔調査期間〕

2023年7月19日から9月22日まで

〔社外調査委員会調査の目的〕

(1) 過去の特定の取引(本件取引)の事実関係の調査

(2) 類似事案の存否及び事実関係の調査

(3) 原因分析

(4) その他社外調査委員会が必要と認めた事項

〔調査結果〕

 

【株式会社アルデプロの概要】

株式会社アルデプロ(以下「アルデプロ」と略称する)は、1988年3月設立。設立時の社名は株式会社白川エンタープライズで、内装事業を目的としていた。2001年12月から、中古マンションを仕入れ、リフォーム後戸別に販売する中古マンション再活事業に進出。複数の社名変更を経て、2002年1月、現商号に変更。不動産再活事業を主たる事業とし、6社の連結子会社を有している。連結売上20,596百万円、経常利益2,589百万円、資本金2,428百万円。従業員数24名(2023年7月期連結実績)。本店所在地は東京都新宿区。東京証券取引所スタンダード市場上場。会計監査人は、霞友有限責任監査法人。

調査報告書において「重要な当事者」とされたのは、2021年7月期までアルデプロの主要な株主であった株式会社ドラゴンパワー(報告書上の表記は「A社」。以下「ドラゴンパワー」と略称する)である。

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連載目次

会計不正調査報告書を読む

第1回~第150回 ※クリックするとご覧いただけます。

第151回~

筆者紹介

米澤 勝

(よねざわ・まさる)

税理士・公認不正検査士(CFE)

1997年12月 税理士試験合格
1998年2月 富士通サポートアンドサービス株式会社(現社名:株式会社富士通エフサス)入社。経理部配属(税務、債権管理担当)
1998年6月 税理士登録(東京税理士会)
2007年4月 経理部からビジネスマネジメント本部へ異動。内部統制担当
2010年1月 株式会社富士通エフサス退職。税理士として開業(現在に至る)

【著書】

・『新版 架空循環取引─法務・会計・税務の実務対応』共著(清文社・2019)

・『企業はなぜ、会計不正に手を染めたのか-「会計不正調査報告書」を読む-』(清文社・2014)

・「企業内不正発覚後の税務」『税務弘報』(中央経済社)2011年9月号から2012年4月号まで連載(全6回)

【寄稿】

・(インタビュー)「会計監査クライシスfile.4 不正は指摘できない」『企業会計』(2016年4月号、中央経済社)

・「不正をめぐる会計処理の考え方と実務ポイント」『旬刊経理情報』(2015年4月10日号、中央経済社)

【セミナー・講演等】

一般社団法人日本公認不正検査士協会主催
「会計不正の早期発見
――不正事例における発覚の経緯から考察する効果的な対策」2016年10月

公益財団法人日本監査役協会主催
情報連絡会「不正会計の早期発見手法――監査役の視点から」2016年6月

株式会社プロフェッションネットワーク主催
「企業の会計不正を斬る!――最新事例から学ぶ,その手口と防止策」2015年11月

 

関連書籍

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公認会計士 山岡信一郎 著

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